ビルマの結婚式

結婚式は、ビルマ語でミンガラ・ザウンまたは、レタポエといいます。ここでは、ミャンマーの結婚式についてご紹介します。

ミャンマーの結婚式 新郎と新婦です。ミャンマーでは、結婚式に先立つこと半年ほど前に「婚約式」を行います。これは日本の結納に相当するもので、男女関係にとりわけ厳しいしミャンマーでは、婚約式を行い、人前で結婚を前提に付き合っている二人であることを認めていただいてから始めて、二人で大手を振って行動することができるようになります。ミャンマーは仏教の国であることをみなさんはよくご存知だと思います。しかし、結婚式にはまったく仏教の要素ははいることがありません。日本に仏前の結婚式があるのとは対照的です。この新郎と新婦の衣装は伝統的なビルマの結婚衣裳であり、衣装の色は新郎・新婦のラッキーカラーなどを占いで占ってもらってから、もっとも運勢のよい色を決め、オーダーメイドします。

結婚式は、「ミンガラザウン」といいます。また別名では、「レタポエ」ともいいます。「レタポエ」とは、「手を重ねあわせる」という意味があり、媒酌人により二人の手を重ねあわせ、結婚への誓いをたてることにより婚姻が成立します。その儀式は、「ミンガラセヤ」というお祝い事の儀式に精通した司会・進行役により執り行われていきます。


ミャンマーでは、結婚指輪の交換は元来、キリスト教徒の習慣でありましたが、最近では宗教に特に関係なく、交換されるようになってきました。日本の習慣がいつのまに導入されたのか、「婚約指輪は給料3ヵ月分」、などということもみんなよく知っています。

 

真ん中の新郎・新婦を挟んで、左側に介添人として独身の男性二人、また右側に独身の女性二人、前にはフラワーボーイ・ガールの子供たちがいます。ここで、男性・女性・子供たちがきている衣装は、新郎・新婦の衣装のあわせて、この結婚式のために特別に仕立てたものです。これらの役をお願いする際には、新郎・新婦でこれらの衣装を準備して、各々の人々に進呈します。そして結婚式当日の大切な役をお願いするのです。 フラワーボーイ・ガールも男女でペアになります。この子供たちは6-7歳ですが、ここから未来のカップルが生まれるかもしれません!男の子は双子で従姉妹の子供、女の子は親友の娘さんと、知人の娘さんです。4人とも小さいころからTVにでたりしています。 結婚式のお手伝いをしてくれた二人です。結婚式では、二人の将来の繁栄を祈願して、1チャットくらいの真新しいお札をきれいに折りたたんだものを参列していただいたお客様に配ります。その配る役をしてくれたのが、この二人です。二人が抱えている銀製の鉢には、新札を折りたたんだものいっぱい入っており、参列者のテーブルをまわって配っていきます。また、お客様の会場案内役なども務めてくれます。 UPDATE!

2001年6月、お手伝いをしてくれた左側の女の子と、弟が結婚しました。今回は中国式の結婚式です。新郎は「新郎」と書いた名札を、新婦は「新娘」とかいだ名札を、親は「主婚人」という名札をそれぞれつけ、衣装もスーツに、ウエディングドレスが基本です。さすがに、本場中国式のような赤いドレスではありませんが、ミャンマーの伝統的な衣装とはまったく違います。

中国式では、各テーブルにブランデーやウイスキーなどをボトルごとおき、あまり飲酒の習慣のないミャンマーでは驚くくらいに、「飲めや唄えや」の大騒ぎをして新しい夫婦の門出を祝います。たまに酔っ払いすぎた人はテーブルをひっくり返すくらいなんですよ!

この部分だけは、この新夫婦のラッキーカラーのラベンダー色にしてみました。


これはご愛敬!結婚式の後、二人が生活する新居でのスナップ・ショットをとって二人の結婚式が終了します。日本の皆さんはこんな写真をみると不思議な感じがしますか??

ミャンマーの結婚式は、日本の結婚式の披露宴と異なり、食事ではなくお茶会のような形式です。結婚式には、600人程度、多い人では1500人程度の招待客を招き、ティーパーティを行います。結婚式の後は、ウェディング・ディナーとして特に親しい人を100人から200人程度ご招待して、フルコースのディナーを行います。最近のミャンマーでは、結婚式は伝統的な衣装で行い、ディナーのほうでは、タキシードにウェディングドレスという洋装もよく見られるようになってきました。
HOME